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虐待を受けてきた 全ての子どもたちが 生きてきて良かった! と思える社会へ

一般社団法人Onara

Onaraの活動

Activity
Onaraの活動

私たち一般社団法人Onaraは、
虐待や逆境を生き延びたACEサバイバーの未来を守るために
活動している非営利徹底型の一般社団法人です。

児童虐待を経験したすべての子どもたちが、
社会的養護(児童養護施設や里親制度など)につながったかどうかに関わらず、
大人になったときに「生きてきて良かった」と心から思える社会の実現を目指しています。

この社会の実現には、支援対象者への直接的なサポートだけでなく、
政策提言や啓発活動、メディア発信、PRなどを通じて社会全体を巻き込むことが不可欠です。
私たちは、多くの人の関心と理解を広げながら、より良い未来への可能性を切り拓いていきます。

ACEとはAdverse Childhood Experienceの略で、日本語では「逆境的小児期体験」と呼ばれる、
子ども時代の虐待やネグレクト、家族の機能不全などの経験を指します。

主な活動

  • ACEサバイバーの居場所づくり「おならカフェ」・イベント開催など
  • 児童虐待に関する調査業務・政策提言
  • 児童虐待に関する講演・研修
  • 児童虐待撲滅に対する認知・啓蒙・PR活動
おならカフェ おならカフェ

おならカフェとは

Onara Cafe
おならカフェ おならカフェ

おならカフェは、ちょっと休憩できる居場所です。
共通する痛みや経験を知っている人たちが集まり、
おしゃべりをしたり、ごはんを食べたり、
ゲームをしたり、本を読んだり… 思い思いに、
自由に過ごすことができます。

ここでは、安心できる空間の中で、
少しずつ信頼できる関係を築いていけます。
その積み重ねが、安心や信頼を取り戻す力となり、
「生きてきて良かった」と思える瞬間にも
つながっていきます。

おならカフェは、共に生きていく人たちと出会える場所。
そして、いつでも帰ってこられる場所です。

おならカフェ おならカフェ おならカフェ おならカフェ

メッセージ

Message

児童虐待による痛ましいニュースが、時折、私たちの耳に届きます。
児童相談所が対応する虐待相談件数は増え続け、今や年間20万件を超えています。
それでもなお、この数字には表れないまま、自宅の中で誰にも気づかれず、
ただひたすらに耐え続けている子どもたちもいます。

そして―
虐待や逆境の中を生き抜いてきた子どもたちの苦しみは、
子ども時代だけで終わるものではありません。
むしろ、大人になってからのほうが苦しいと感じる人さえいます。
それは、頼れる親や家族もいない中で、誰の支えもなく、
深く複雑なトラウマを背負って生きることになるからです。

私自身も、家庭環境や親との関係に苦しみ、トラウマを抱えながら生きてきました。
私はACEサバイバーです。
子どもの頃も、大人になってからも、何度も、受けとめきれないほどの現実に直面し、
自殺未遂を繰り返してきました。

かつての私と同じように―
いまこの瞬間も、日本のどこかで、声を上げることすらできず、
ただただ耐え続けている人たちがいます。

どんな環境に生まれ育った子どもたちであっても、命を落とさず生き延びたその現実に、
「生きてきてよかったんだ」―
そう、心から思える社会を、私はこの日本につくりたいのです。

この想いが、本物であることを、どうか見ていてください。
そして、もし私が道を誤ったときは、どうか遠慮なく、ご指摘ください。

今後とも、変わらぬご支援を心よりお願い申し上げます。

2025.08.01
丘咲 つぐみ

メッセージ

メンバー紹介

Member
一般社団法人Onara 代表理事 丘咲 つぐみ
一般社団法人Onara 代表理事 丘咲 つぐみ
一般社団法人Onara 代表理事

丘咲 つぐみ

法人設立から3年が経ち、私は一心に走り続けてきました。
その原点は私自身の原体験にありますが、ここまで続けてこられたのは、
応援してださる皆さまのおかげです。
また、「見えなかった子どもたち」の皆さんが、勇気を振り絞って私たちと繋がってくれることから、共に居場所を作り、サポートを行うことができていることにも心から感謝しています。
持続可能な組織作りは今後の急務であり、大きな課題ですが、私たちは引き続き、
目指す社会の実現に向けて全力で走り続けます。

略歴

2018年、「児童虐待ゼロ協会」として活動をスタート。
2022年3月に法人化し、現在は一般社団法人Onaraとして、
虐待・逆境的体験を持つ当事者支援や社会啓発に取り組んでいる。
また、江戸川区児童相談所・はあとポートにて非常勤職員として勤務し、
行政現場での支援業務にも従事した経験を持つ。
税務の専門家としては、デロイト トーマツ税理士法人での勤務経験を経て独立。
現在は税理士法人Ray Accountingの社員税理士として活動している。
江戸川区在住。ひとりの母として、制度・支援の両面から「見えない声」に耳を傾け、
継続的にアプローチを行っている。

一般社団法人Onara 理事 筒井 英恵
一般社団法人Onara 理事

筒井 英恵

グリーフサポートと家族心理学を学んだことをきっかけに、自分の原家族にあった喪失や孤立・孤独を理解したことから、現代社会にある家族の課題に目を向けました。
虐待を受けながらも保護されずに生き抜く子どもや若者のサポートを、法制度の変化だけでなく、ひとりひとりが意識を向けることで叶えていきたい、という想いで居場所づくりや啓発活動をしております。
また、児童養護施設のグループホームで家事援助アルバイトをして6年目になります。

一般社団法人Onara 理事 高田 雄太
一般社団法人Onara 理事

高田 雄太

いつもOnaraを応援いただきありがとうございます。
Onaraの理事となってからは、当事者同士の交流を目的としたおならカフェを始め、様々なイベント・意見交換会に携わり、児童虐待問題について深く考えてきました。
その中で、私は「当事者に寄り添いながら共に進んでいくこと」が重要だと感じました。
これからも当事者に寄り添うことを第一に一歩ずつ前進していきます。

Onaraの名前の由来

「おなら」と聞いて驚かれるかもしれませんが、これは“感情のおなら”のこと。
お尻から出るそれではなく、心の中に溜め込んだ苦しさや思いを、
ふっと吐き出す意味を込めています。

つらい気持ちをぎゅっと抱え込んだままでは、どんどん苦しくなってしまいます。
だからこそ、私たちのもとで安心して気持ちを吐き出し、少しでも心が軽くなるように。
そして、私たちから届ける情報が、誰かの支援や仕事につながっていくように。
――そんな願いを込めています。

また、一度聞いたら忘れられない名前にしたのは、
「頼りたくなったとき、すぐに思い出せるように」
そんな思いからです。

団体概要

Overview

虐待を受けてきた全ての子どもたちが 生きてきて良かった! と思える社会へ!!​

名称 一般社団法人Onara
代表理事 丘咲 つぐみ(本名:佐藤 由美)
理事 筒井 英恵
高田 雄大
監事 島田 さゆり
設立 2022年3月2日
所在地 〒133-0057
東京都江戸川区西小岩1-20-15 M・A 101号室

パートナー企業・団体

※順不同・敬称略

ご寄付について

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Donation

虐待サバイバーの笑顔を取り戻すために、
Onara応援団になってください!!​

私たち、一般社団法人Onaraのミッションは、
「虐待を受けてきた全ての子どもたちが生きてきて良かった!
と思える社会の実現を目指す」ことです。
共に未来を、社会を変えていきませんか?
皆さまからお預かりする貴重なご寄付は、児童虐待防止活動ための事業、
Onara活動の実費や運営のために活用します。
ぜひご理解ご協力をお願い致します。

ご寄付の方法

一般社団法人Onaraへの都度寄付と継続寄付については、
非営利団体への寄付に特化した「コングラント」で募集しています。

法人名義での振込による寄付については、お問い合わせください。

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一般社団法人Onaraは専門家を派遣し、講演や取材に応じております。
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